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3DSL三軸座標系

3DSLにおける三軸座標系の定義を示した3Dモデルです。

3DSLの空間の基底となる存在論的座標系q-Q-tと認識論的座標系φ-ψ-μ

存在論認識論
created: 2026-01-23T11:42:39Z

テキスト

絶対的原点

3DSLでは、モデル空間全体で唯一無二の「絶対的原点」を設定する。

この原点は、空間そのものが成立するための基準点であり、

量・質・時間といったいかなる次元概念もまだ分化していない未分の点である。

空間が形成されたのち、この点は三次元空間における幾何的原点 (0,0,0) に対応し、

すべての軸の値が無となる位置となる。

モデルの存在条件

空間の基底としての軸

モデルは空間中に存在する。

三次元モデルである以上、最低でも三次元空間が前提となる。

したがって、3DSLではモデル構築の基底として三つの直交軸を設定する。

3DSL は、「三次元空間に要素を配置する」こと自体に

言語的・意味的役割を担わせるモデリング言語である。

ゆえに、ここで用いられる軸は単なる幾何学的座標ではなく、

概念的意味を割り当てられた軸である。


対掌的な二つの座標系

ここで、キラリティ(対掌性)を持つ二つの座標系を導入する。

- 存在論的空間

- 認識論的空間

この二つは、互いに鏡像関係にあり、正面から対向するように配置される。

未分だった絶対的原点は、三次元空間内の幾何的原点に位置し、この二つの座標系の共通の鏡像基点となる。


配置の基準姿勢

座標や配置関係に言語的役割を担わせるため、以下の基準姿勢を採用する。

- 西を向く

- 右手側(北側)に 存在論的空間

- 左手側(南側)に 認識論的空間

この配置は恣意的なものではなく、

存在と認識を対立しつつ対話する関係として扱うための幾何学的装置である。


手指による軸の割付

西に向いたまま、両手を「小さく前へ倣え」する。

親指:上

人差し指:前

中指:内側

この身体操作を、そのまま座標系の定義に用いる。


軸 (存在論的空間)

quantity (q)

右手親指 (天:z+)

存在の「どれだけあるか」を示す。

スカラー的・累積的側面を持ち、

焦点の置き方により、量子的にも連続的にも捉えられる。

qualities (Q)

右手中指 (南:x-)

存在の「なにであるか」を表す。

存在の性状であり、内容である。

数多の属性は、この一本の軸に凝縮される。

時間

time (t)

右手人差し指 (西:y+)

存在の前後関係を表す。

――

軸の直積 (存在論的空間)

量✕質

存在の「状態」。

観察対象の時間を停止させた切片。

または時間性を排した不変性を表す。

量✕時間

存在の時間的前後関係の表現。

量子的には、生成、存続、消滅。

連続的には、成長、維持、衰退。

質✕時間

変化。

例えば、位置の変化は、移動 → 停止となる。

代表的な質であるエネルギーにおいては、その振舞いはエントロピー増大則に支配される。

(量✕質)✕時間

状態 → 状態遷移 → 状態。

存在は点ではなく、

状態の重なりとして把握される。


存在論におけるモノとコト

日本語では、モノとコトであり、

- モノ = 物

- コト = 事

システム論の土台となる。


軸 (認識論的空間)

φ

形式

左手中指 (北:x+)

認識として捉える枠組み。

カテゴリ論など認識のスキーマ的概念を包括したもの。

認識プロセスの入力側のゲートとなる。

ψ

機能

左手人差し指 (西:y+)

形式が作動するときの働き。

操作・推論・適用・使用。

「何ができるか」「どう使われるか」。

μ

意味

左手親指 (天:z+)

刹那的、非言語的。立ち現れるもの。生成しつつ消滅する。

命題においては、最終的に二値化される判定結果。


軸の直積 (認識論)

φ✕ψ

認識プロセスの本丸。

φからの入力に基づき、知識や文脈などのストックを使用し、

可能性空間を構築する。

(φ✕ψ)✕μ

存在そのものではなく、

理解・操作・解釈の構造を表す。

意思決定を経て、表現や行動へと出力される。


認識論におけるモノとコト

こちらも、モノとコトで構成されるが、

- モノ = 者

- コト = 言

となる。


内容⇆形式 (存在論⇆認識論)

分化していた「内容」と「形式」は対向したまま往還する。

認識の意味μのフラグが立ち(意味が立ち現れている)

認識側の回路が成立すると同時に、存在論側にモデルが現前する。